レッド

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すると、また扉が開く音がして誰かが入ってきた 「…暴れるので、バインドしてあります」 「ちょっ(笑)それは気の毒だから解除してあげて」 「…『リバインド』」 ふっと四肢が自由になったので、声の方を見ると、先程の女と、また別な女が枕元に向かってきていた 新しく来た方の女は男装はしていたが、至って普通の平民の服装、〜晒しのチェニックと茶色の足通しに、刺繍の入った剣帯と皮のブーツ〜だったのでなんだか少し安心した
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