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再び眠りにつくと、暗い空間にいた。黒一色で何もない殺風景なところだ。
よくアニメとかで精神空間に入るとこういうのがあるよな?
考えても仕方ないと思い、とりあえず俺はベタに走ってみた。それで解決するとは思えないけど、何もしないよりはましだ。
案の定何も変わらない。方向感覚がわからなくなる。まるで一人海に放り込まれたような感覚に陥りそうになる
その時だった。目の前に人が現れた。俺はその人物に向かって走った
「すみませーん!!」
その人物は俺に気づいて振り返った。その顔が見えたとたんに、俺は足を止め呆然とした。
「……ねえ、ちゃん」
その人物は死んだ姉だった
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