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「あのね、それがさ、明日!俺の上司の人が家に来ることになってさ!あ、でも太陽が嫌だったら別に断っても良いんだよ?でもさ、、」
全然大丈夫って顔してない。むしろお願いだー!良いって言ってくれーって感じ。
「まぁ良いんじゃないの?いつ来るの?」
「本当か!午後6時くらい。俺の弁当その人が見てさ、息子が作ったって言ったら食べたいって!」
今日カレーにしちまったぞ。
「明日もカレーなんだけど」
「大丈夫!太陽の料理が食べたいんだって!あ、でもお酒のつまみとかちょっと作ってもらいたい」
「あー、それなら良いよ」
息子が褒められて嬉しいのか、上司が来るのが嬉しいのか分からんな。
めちゃくちゃにっこにこだぞ。
「まぁ分かったから、食べようぜ」
興奮が覚めないみたいなので、促す。
「あ、そうだね。いただきます」
「いただきます」
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