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俺の趣味は動物の解体、生きてる猫や犬を殺して解体する時に流れる血、むせ返るような臓物の匂い、ナイフを力任せに肉に指した時の感触がそして、ひとつの生命を奪ったという実感に自分が神にでもなっかのような高揚感を覚えいた
初めてこの感覚を感じたのはまだ俺が幼い頃だった
初めは捕まえたバッタの脚をもいだ所からだった気がする
一本一本足をもいでいって全ての脚がなくなった頃に今までバッタだったものが違う生命体に生まれ変わって行く姿がたまらなく好きだった
そしてこんな俺をいつも優しく泣きながら止めようとしてくれて女の子の姿が脳裏に浮かび出る
学校で飼っていた鶏を殺した時も裏のいつもうるさいあのバカ犬を殺した時もアリシアは悲しい目をしながら俺を止めようとしてくれた
こんな性格で友達のいない俺をいじめっ子から守ってくれた事もあった
だからアリシアをいじめる奴は誰だって俺がどんな手段を使ってでも始末してやる
そのための予行練習もやった
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