after schools 1530

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「美桜、永久先生に脈あるんじゃない?」 桃は、私を勇気づけようと言ってくれてるんだろうけれど。 もう、付き合ってるんだよなぁ。 脈あるの当然なんだよなぁ。 むしろ無かったら、いろいろ疑うよ。 「そうかな…?」 って言っとくけれど。 桃にもちゃんと話さなきゃ。 「あれ?落合さんと弓木さんじゃない?なんで、チューターさんって一緒に帰るのかねー?」 桃が振り向いて、二人を指差す。 弓木あかね。いつもいるなほんと。 「いいの?待たなくて。」 桃はそう言ってくれるけれど、私にはもう 時間がないんだ。 「いいの!渡ろ。」 「うん。」 ごめん。桃。 あと、30秒? 「ねぇ!桃!」 桃が振り向く。 びっくりするよね。ありがとう。ごめんなさい。 「バイバイ」 体に当たった、トラックは痛くなかった。
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