魔女と小人と少女

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(ばあちゃん、私、仕事辞めちゃった)  私の言葉にならない呟きは春の夜風に乗り、空高く舞い上がると、すぐに闇夜に紛れて、見えなくなってしまった。  祖母はどうしていなくなってしまったのだろう。それは、仕方がないのかもしれない。それでも私はまだ、祖母が亡くなったことを受け入れることが出来ずに私は割り切ることが出来ずに、歓迎会が終わるのを待つことにした。
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