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神楽の唇が俺を喋れなくして、手が俺のを握り先端の濡れを広げながら上下されて…
余る片手は胸に這い乳首を虐める。
こんな事される俺は普通の男。
それが友達の神楽にいきなり告白されて今は塞がれる口から漏れる声。
やべぇ…
気持ちいっ
神楽にされてるのが嫌なのに、なんでこんなに気持ちいんだ?
あの人はこんな俺を見てどう思う?
「 来栖… 」
「 あ… 神楽… もう、やめろ… 頼む、からっ ああっ、あ…… 」
「 こんなになってるのに、なんで止める?溢れすぎだろ 」
「 違っ… あ、それはダメだ! ダメッ 」
はっ、う…んあっ……
俺の反り返るそれを神楽は自分の口へ入れた。
それを見てしまった俺は神楽の口の中でビクついた。
フッと笑う神楽に、恥ずかしくてたまらず顔を背けた。
溢れる液と神楽の唾液が交りイヤらしい音が耳へと響いてくる。
やめろと叫びたいのに快楽に負ける。
情けないと悲しくもなるが気持ちよくて、たまらない。
「 来栖… 」
「 んっ、口に入れたまま喋んなっ 」
「 イッていいから 」
は… ヤバいって、俺マジでおかしいだろ。
あの人を待ってるのに…
神楽にイカされる。
くっ…
「 あっイッ… ク……んあっ… 」
体から力が抜ける。
鼓動が落ち着かない。
「 来栖、その顔を俺だけに見せて 」
「 神楽… 」
優しくキスされて、今さら理解した。
神楽は俺を本当に好きなんだと……
男の俺を特別な感情で思っていると。
俺の中には待ち人がいる、彼は俺を忘れたんだろうか……
友達に告白されて、俺は… この優しいオオカミに溺れそうだ。
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