後書き、のようなもの

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後書き、のようなもの

 この度は、拙作『眠れる午后のサラリーマン、その真相』をお読み頂き、ありがとうございます。  ――もしかして、このページから読まれている方はいらっしゃいますか? 私も後書きが好きで、そこから読むこともあるのでよーく分かります。 ネタバレはありませんが、この後に是非とも本編も読んでみてください(笑)    さてさて、思っていたよりもかなり長くなってしまいました。 ここまで攻め(様か?)目線を意識して、がっぷり四つに取り組んだのは初めてでした。  攻め・野宮になりきる余りに、途中から受け・月橋が可愛くてかわいくて仕方がなくなりました。 正直、「辛抱堪らんっっ!」となったのは、一度や二度では足りません。 というわけで野宮の独白(ポエム)のほとんどは、私の心の叫びです。  最後の方には、ナニかがニョキニョキと生えてくるかと思ったくらいです(;^_^A 残念ながら、実際には生えませんでしたが(当たり前だ)    この話が思い付いたキッカケは、友人と一緒に行った喫茶室の喫煙席で見掛けたとある光景でした。 四人席に居たサラリーマンの一人が、思いっ切り居眠りをぶっこいていました。 挙句、手にしていたスマホを落っことして、勝手に目を覚ましていました。 モチロン彼は、隣の同僚?の肩に頭を預けたりなどしていませんでしたが。  真っ昼間に衆人環視の中で、無防備にも眠りこけるいい歳をした大人(推定二十代後半)のサラリーマン――。 俄然、その理由が気になりました。  しかし、直接たずねるわけにもいきませんので(通報、逮捕される!)、妄想で勝手に補完致しました。 ――そうして出来上がったのが、この作品です。
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