変態で、ごめんなさい※

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  (宮田くんっ……!)  ぎゅっと目をつぶって、あらぬ妄想に耽った。腰をくねらせながら、頭の中ではオリジナルのシナリオを練り上げる。  秘めた想いで繋がった運命のふたりは授業を抜け出し、誰もいない校舎の片隅で愛をささやき、からだを求めあっている。  ──そう、その感じだ。ボクが求めているものは。  ゾクゾクする。いやらしすぎる。幸せ。このままでいたい。ずっとこのまま──。 「────ッ!?」  急に息ができなくなった。  反射的に目を開いてすぐ、これが現実だと思えないまま絶頂を迎えていた。  
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