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(──宮田くんッ!! 大変なときにごめんなさいっ!)
謝りながら、彼の広い背中に腕を回し、くびれた腰に脚を巻きつける。火照った体が絶対に離れてしまわないように、みっちりぎっちりがっちりホールド。
(すぐ終わる……、すぐに終わるからねっ……終わったら爆速で保健室につれてくからね……)
異変に気づいて目を覚ました宮田くんが悲鳴をあげないよう、キレイなお顔をボクの胸にぎゅっと押さえつけるのも忘れない。
「んふふふっ……」
にやけてしまう。準備万端だ。
勇者の体力を1まで削った魔王の気分。
ボクはいま、愛する宮田くんをこの手で攻略しようとしている。
背徳感が凄まじすぎて、目の前が真っ白に吹っ飛びそう。
(み……ゃた、くんっ……しゅきっ! だいしゅきッ!)
彼を抱きしめたまま腰を振れば、すっかりその気になっているアソコがパンツに擦れる。
宮田くんのじっとりと濡れた素肌に掴まって腰を揺らすたび、尖端の向こうに感じるのは熱い感触。
それが愛しい人の肉体だと思い描くほど、どんどん気持ちがよくなっていく。
(……あっ、やばっ……、すぐ、イっちゃ、いそう……!)
その間、一分もかかっていない。
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