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その罰こそ、ボクの望み。
こんなボクのお願いをちゃんと聞いてくれるなんて──。
「み、宮田、ひゅん、しゅきぃいいっ……、だいしゅきっ……あはァァあああっ!!! しゅきぃいいい!!!!」
念願の悦びのあまり足をバタつかせながら泣きじゃくっていた。
あふれる想いをもう隠すことなんてできない。すべてを彼にめがけてぶちまけていた。
(ボク、もう、……一生変態でいいっ、幸せになりまふっ……!)
いつもとは少し違う宮田くんのことでさえも、この際、受け入れられる。愛せてしまう。
ものすごく好き、好き好き好き好き好き好き。バーニング・ラヴ。満場一致の猛烈激烈の100パーセントで大好き愛してる──という想いだけが、お腹のさらに奥へ奥へと広がって全身へとめぐる。
過激すぎるぬくもりに抱きしめられて、ボクは至福のまま力尽きた。
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