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そうと決まれば、即実行。
スマホを駆使して宮田くんの実家らしき住所をすぐさま見つけ出した。
ボクのネット検索スキルは夜な夜なレベルアップしているのだ。求めているものをネットの海からすくいだすなんて楽勝だ。
(待っててね宮田きゅんっ!)
鼻息荒くヘルメットを装着し、相棒の電動アシスト自転車にまたがる。交通安全を守りながら、街中を爆走した。
たどり着いたのは、街の中でも比較的ゆったりとした雰囲気のエリア。
近くに大きな公園があるけれど、それに負けないぐらいの立派な垣根や門があちこちに並んでいる。
どこもかしこも名家の気品。
たぶん、宮田くんの家もこのあたりかな──という時、悲劇が起きた。
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