そうだ、私が鈴扇だ!

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そうだ、私が鈴扇だ!

 と息子たちに言わしめる鈴扇(私)。 「エブリスタのトップに載れるコンテスト」 受賞から一夜明けた今日。 いつも通りにパートの仕事に行き 何食わぬ顔で仕事をしておりました。  ここの従業員みんな 私が物書きしてるん知らんやろうな… 言うてないもんな… と職場の人たちを見ていて いつもの! 「アイアンマン」のラストシーンを 思い出していただきたい。 あんな感じで、記者たちに取り囲まれる鈴扇。 マイクを向けられ カメラのフラッシュの嵐。 6cc9c534-5239-4d9e-b5ae-21f4787377b9 記者A:「どうなんです? あんなアホな日常生態を綴り エブリスタの佳作に食い込んだ あの作品を書いた鈴扇という人物。 あなたではないんですか?!」 私:「……」 記者B:「あなたは鈴扇なんですか?」 訪れる沈黙 そして、顔をあげ テレビ画面に映し出された私。  「そうだ!!」 TVでそれを見て のけぞる私の知り合い、友人。 脳内スクリーンでそんなシーンを 映し出しブハッと吹きだしてしまいました。 え? 妄想劇場繰り広げていないで 仕事しやがれ!ですか?
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