116人が本棚に入れています
本棚に追加
次男ちゃんと4番目末っ子 オカンは黙る修行
鈴扇には長男、次男、長女、三男と4人の子がいます。
上3人は成人していて、三男の末っ子は16歳。
末っ子は色々あって
小3から学校へ登校しない選択をし
現在はネットコースのある通信制高校に籍を置いてます。
そんなある日、某スーパーに勤める次男(23歳)が
末っ子に週3くらいで3~4時間バイトしないか?
と声をかけたのです。
どうやら次男の職場も人手不足らしい。
バイトをしたい、と思いつつも
対人関係に不安があり極度の緊張を伴う
コミュ障だからと、自分からバイト探して
見つけるほど行動力がなかった末っ子。
私は洗濯ものを畳みながら次男と末っ子の
やりとりを耳ダンボで聞いていた。
末っ子:「…いいけど。」
おおおっ!
次男と私の脳内帝国の住人達はガッツポーズ!
次男が車で面接に連れて行き、即採用。
現在の末っ子はこうですので↓
まぁ、伸ばしたくて髪の毛伸ばしてるんだろうから
もう少しだけ髪の色のトーンを暗くして
勤務中はゴムで髪の毛をくくってね、という条件で
スーパーのバイト始めました。
(品出しで雇ってもろてます)
次男は職場で7歳年下の弟が気になりつつ
仕事を教える事にほとんど
自分が関わらないようにしているそうな。
なんでかと言うと
「過保護になってしまいそうやから」だそうです。
先日、末っ子が
「母ちゃん、バイトの日じゃないけど
職場に行ってもいいんかな?」
と聞いて来るではないですか。
私:「買い物しに行くん?別にええやろ。」
末っ子:「間違ってないか不安やから
もう一回シフト表見に行きたいねん。」
そういうことか。
今日、私が仕事から帰宅した時に
私のバイクの隣に置いてある末っ子の自転車を見た。
動かした形跡がない。
まだシフト確かめに行ってないんかい!
と少しイラッとたケツの穴の小さい鈴扇。
あんた、シフト確かめに行くんちゃうの?
と言いたくなるところだが
ここは黙っておかねばなるまい。
行かずに間違えて困るのも本人。
そうなると職場に謝罪せなあかんのも本人。
玄関のカギを開けようとしたら
末っ子がドアを開けて出てきて
口から心臓が出そうになったわい。
ちょうど、バイト先にシフトを確かめに
出るところだったようだ。
やろうと思ってるところに
~しぃや!とか言われるとやる気が萎えて
風船がしぼんだみたいになるもんね。
子供んときそうやったそうやった。
親も黙る修行って要る要る。
末っ子無事にシフトを確認して
不安を取り除いて帰ってきました。
兄である次男に俺のシフト確認しといて!
って甘ったれずに、自分の事は自分で動いた
末っ子の成長をちょいと垣間見て
割烹着来たTHE 日本の母のいでたちで
涙ぐむ鈴扇の脳内帝国の住人たち。
ちなみに末っ子の自転車は
バイトするって聞いた姉の長女(21歳)が
アシ要るやろ、買ったるわ!
とイ〇ンで購入して末っ子にプレゼントしてあげてました。
兄弟姉妹がいない一人っ子の鈴扇は
そんなうちの子たちを見て
うわぁ~、なんかええなぁ♪と微笑ましくもあり。
最初のコメントを投稿しよう!