第2話

3/8
前へ
/40ページ
次へ
俺は突然ふっかけられたそのボケに、いてもたってもいられなくなってすかさず突っ込む。 「俺お前の主人じゃねえしキャラちがくね?」 「実はですね…」 「だからキャラちがくね?」 「実はですね…」 「キャラちがくね?」 相手が話そうとしているのにそれを遮るという実に失礼な突っ込みを入れると、佳子の体からプツンと何かが切れた音がした。 俺はマズい…と反射的に逃げ出す準備をしたが、幸いその必要はないようだった。 代わりに、 「そろそろ話をさせて欲しいのだけど。そろそろぶっ殺すよ?」 という言葉を発した。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加