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で、現在に至る。
何回も言うが悠太のせいだ。くそう、悠太のやろう。と心の中で毒づいておく。
警備員さんに挨拶をし、鍵を取り出したら全力疾走。まあ、当番の時はだいたいこんな感じだ。
「はあ、はあ…」
俺は息を切らしながらようやく体育館に着くと、急いで鍵を開ける。
「拡、遅かったじゃん」
と、背後から聞き慣れた声がした。
「ああ、ちょっとな」
「ふうん、怪しいなあ」
「当番サボって今まで女子更衣室を覗いてたお前が言うな」
と、俺はここで異変に気がついた。
おかしい。床が揺れてる…?
いや、違う、俺が揺れてるんだ。
どうして…。
俺はそのままふらりと倒れ、意識を手放した。
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