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「モノ」について
私は普段はずぼらで呑気な主婦ですが、暦の折々にはお供えやしきたりを守ります。
諸説あって、こういう風にしなくてはならない、というものは有りますが、それについては私は「気持ちがあれば良い」主義で。
いつも手持ちの物を活用して、ごくささやかに、それなりのことをします。
この前の旧盆のときは、今年亡くなった父と以前からある亡きお義母さんの写真を飾り、アロマキャンドルに灯をともし100均のお香を焚いて、ちょっとしたお茶菓子と父の大好きだったコーヒーを二人ぶんお供えしました。
そして、多分亡くなった人たちを迎えてくれるだろう「モノ」たちにも労いにお菓子を少し、玄関脇においておきました。
こういうことをしていたら、失くしものが見つけやすくなったり、困ったときに助けを得やすくなった気がします。
依り代だった物や場所から、事情色々離れていった「モノ」たちは、私みたいに「なんとなく居るらしい」と思ってる人と仲良くしてくれるみたいです。
彼等は神様ではないので、こちらの都合のいいようには願いを叶えてくれませんが、利害が一致するか、なにか彼等が喜ぶことをするともっとやってやって!と言う感じで物事するすると進みます。
但し、見返りをあてにして無理やりやると、無視されます笑
何でやりたくないことを無理やりやるの?バカじゃね?って。
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