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ディープブルー 光の塵
季節外れの海
誰もいない
リアス式海岸
水の色は
ディープブルー
青くて キラキラ
澄んで キラキラ
吸いこまれそうな
青が光る
吸いこまれて
青色と一緒に
戯れる
ひと時を終えて
水は冷たく
僕の身体は水色に染まる
前から白い扉が
現れた
誘われるように
扉を開けた
そこは、都会の繁華街
ああ、いつしか
僕は人ごみに酔って
意識は遠い夢の中へと
彷徨って
僕は
今 何処に…
ディープブルーの海だけが知っている
きっとね
そう
都会から
澄んだ海へと
いつしか 塵となって
キラキラ
キラキラ
反射していくよ
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