夏祭りの…

おまけ

亮一くんと会場に戻るまで蒼と啓一くんの会話。

蒼　「啓一くんが段々声が大きくなってきたのが悪い！だから段々と空から離れて行って空一人になったからナンパされたんだよ！」

啓一「俺だけ加害者じゃないでしょ！蒼だって声デカくなったから俺も段々離れていったの！」

蒼　「…あーもー、何でナンパされてホイホイ付いて行っちゃうの～…。」

啓一「空ちゃんって自分の可愛さ解ってないよねー。他の人達、皆ガン見してたのに。」

蒼　「…昔からなんだよねぇ。…自分の顔に興味無いの…。人ごみだから絶対一人にさせないようにしてきたのに…。」

啓一「…蒼兄さん。何かと苦労してるんだな。これからは、俺も居るから安心して♪」

蒼　「安心出来ない！むしろ不安心！…って言うか……！」

啓一「なになに～？」

蒼　「元はと言えば、亮一くんが空の事、どうでもいいとか言って怒らせたのが悪い！」

啓一「あー。それ俺も思った。でもさぁ、あれ亮一の照れ隠しだと思うよー。」

蒼　「何それ！？」

啓一「亮一って、好きな子には、意地悪しちゃうタイプなんだよねぇー。」

蒼　「最低ー。」

啓一「まぁ、これで真の加害者は、亮一で決定だな！」

蒼　「……空を追いかけて行ったよね…？…帰るとか言ってたけど……。」

啓一「え！？そうなの？」

蒼　「……戻ってくるまで空に何かあったら………フフフフフフ…」

啓一「……蒼兄さん…怖い……。」

　　　　　　　　完w