らくがき

45/80
前へ
/249ページ
次へ
高社さん家の架名くんと未沙姫をお借りして&4コマストーリーをお借りして描いてみました! 色々省略しちゃってますけど、絵の4コマではこれが限界でした(汗 私の表現力が乏しいだけかも知れませんが_(:3」z)_ どのお話にするか迷ったんですけど、これが一番絵にしやすかったのでwww 素晴らしいお話をどうもありがとう。 ニヤニヤさせて貰いましたよ(*´꒳`*) e0e2a23d-bbe1-4571-99df-cebe9df7855a 元となったストーリー(作:高社 凪咲さん) ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 「架名(かな)未沙(みさ)に思いっきりフラれる」の失敗作テイク2より。 初稿:「妄想劇場~駄文字並べ帳~」から。  新婚初日。  未沙(みさ)より先に起きた架名(かな)は、洗濯物を洗濯機へポイポイと何気(なにげ)なく放り込んでいた。  いつも通り洗濯機を回す為に行う日常の行為をしているはずだったのだが、今日は違った。ふと(つか)んだ、あまり馴染(なじ)みのない感触に、架名は疑問を覚えて目を向ける。  ・・・・・・その手には、未沙の下着がぶら下がっていた。  何の心の準備もしていなかった架名の心臓は、ドクッと()ねた。年頃の青年男子らしい感情からではなく、秘密を知ってしまったかのような背徳感(はいとくかん)的な感情からである。 架名「・・・・・・これ、俺に見られたって姫が思ったら、マズイ感じじゃ・・・いやでも、洗濯機回したいし。洗わないわけにも・・・・・・」  ―― どうしたものか。  悩んだ末、洗濯カゴの中身をガサッとひっくり返して洗濯機に放り込んだことにしようと思いついた架名は、ふとあることに気が付いた。 架名「女性ものの服、レース素材とかって、洗濯表示によく洗濯機ダメ表示があるって聞いた気が・・・」  見てはいけないものを見るかのように、そっと視線を手元に落とすと、レースがふんだんに使われている。 架名「こ・・・これ、もしかして手洗い・・・・・・? いや俺、それはちょっと流石(さすが)にやったら、姫に平手打ちくらいそう・・・・・・。とりあえず、洗濯表示の確認だ。ネットに入れれば、洗濯機OKかもしれないし・・・・・・」  ドキドキしながら、手に持つ下着に目を走らせる。  洗濯表示が書かれているだろうタグを見つけると、その細かい字で記載された表示内容を、目を見開いてガン見した。  ―― 急がなくては!!  そろそろ未沙が起きる時間だ。間違っても、こんな光景見られるわけにはいかない。  ざっとタグを確認すると、洗濯機OKのマークを発見する。架名がホッと息を()いたのも(つか)()、背後に人の動く気配を感じた。 未沙「・・・・・・架名、私の下着のサイズ、そんなに気になる?」  鈴を転がしたような、しかしひんやりとした声が架名の背を()でた。  ギクリと、まるで泥棒(どろぼう)が家人に見つかったかのようにビクついた架名は、そっと背後に視線を向ける。そこには、出来ることならもう少し寝ていて欲しかった未沙が、(まゆ)(ひそ)めて立っていた。  本当はやましいことなど一つもないはずなのに、心臓が真相(しんそう)(はん)して全力疾走(しっそう)している架名は、その少々()わった目とご対面して、冷や汗をたらたらと()く。 架名「姫、いえ、そういうことじゃなくて・・・・・・」 未沙「架名の変態っ!! 馬鹿っ!! むっつりスケベっ!!」 架名「むっつ・・・(どこで覚えた? そんな言葉)。ちょっ・・・姫、誤解だから、待っ・・・・・・」  平手打ちはされなかったものの、(しばら)く冷たい目を妻に向けられ続けることになったのは、言うまでもない。 END スマホ用↓ 80afa9a4-fca8-4b19-b63f-632b59abc5cb
/249ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加