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六等星の恋。
暗く、独りぼっちだった一万六千光年の彼方から、私はあなたを見つけたんだ
青く澄んだ光を放つあなたは、金色の月を連れてくるくると楽しそうに踊っているの
私は、沢山のキラキラ輝く星たちに紛れて、暗く小さい光を一粒握りしめて遠くからあなたを見て、泣いていたんだ
周りの子たちがキラキラと嬉しそうに瞬いているのを、きっとあなたは見上げて嬉しそうに笑っている
だけどね、誰にも見つけてもらえずにずっと独りぼっちだった私を、あなたは見つけてくれたんだよ
あの時私、信じられない位嬉しかったの
あなたは、私のホントに微かな光を手で掬って嬉しそうに笑うの
だけど、私の光はあまりに小さくて、ほかの子たちの光に紛れて
あなたはきっと見失ってしまうから
だからね、月の無い夜に私は
あなたの心に会いに行くね
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