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いつきとみどりの生活
さあ、ぬいぐるみを抱きしめ、家を出よう。
ガチャ、扉を開けてる音
今日も空が白く、きれいになっていた。
空気も澄んでて、いい気持ちだ。
はぁ…と息を吐き、白い息がでる
いつき)さむっ…、みどりも寒いだろ?
震えながら、言った
みどり(ぬいぐるみ))…私は大丈夫だ。
いつき)あ、そっか、みどりは雪山にずっといたもんな。寒いのは慣れてるか!
みどり)ああ、そうだな…
いつき)あっ、そうだ!今日、買い物に行かないとなんだよな。…めんどくさいなぁ。
みどり)…そうだったか、まあ、そう言わないでくれ、私がついてる。
いつき)おう、ありがとう。んじゃ、行こうか。
いつきとみどりは、遠くの町にでかけることにした。
日常生活に必要なもの、薬品を作るのに必要なものなどを、ここに買いに来ている。
私のことを店長は、悪くは言わないが、周りが言うのが嫌だから、なかなか来ないんだよな。
店長)おっ…いらっしゃい。今日もゆっくりしてってくれよ。
いつき)店長、ありがとう。
…少したち、みどりに話しかける
いつき)さてと、こんな感じでいいか、あとは買う物ないよな?
みどり(ぬいぐるみ))………。
いつき)あっ、そっか、ここでみどりは、喋れないんだった。
ちらちらと、周りを見る。今の言ったこと、ひとりごとだと、思ってくれればいいんだが。
まあ、外に出よう。扉を開けて、鈴の音が鳴る。ガチャ…カランカラン
ぎゅ、ぎゅ、ぎゅと、足で雪をふむ音を、ならしながら歩く。ゆっくりゆっくりと、町からはやはり遠いな、山にあるからなぁ、なんて考えていた。すると、みどりが話しかけてきた。
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