リレー小説初参加!

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リレー小説初参加!

皆様こんばんは! 本日の更新は日曜日午前0時と、1日遅れになりました。 そのため夜更かしをして公開直後にお読みくださった方が多いのでは、と察して「こんばんは」の挨拶といたしました。 あ、そんなことない? どうもすみません。😅 さて、なぜ1日遅いのか、それは迷宮入りの難解なミステリー……ではなく、あるイベントに参加させていただいていたためです。 関係する作者様は、お察しかもしれませんが――。 【リレー小説】 小説投稿サイトに出会いを求めるのは間違えている? https://estar.jp/novels/26148597 9e12bbde-3cf3-4330-8738-273611981184 アズマさん主催の、エブリスタ作家10人で繋ぐリレー小説です。 (扉絵は佐々木森りろさん) リレー小説というものが世の中にあるのは知っていたのですが、個人的には「えー? 物語の構成とか一貫しなさそうだし、幕切れも盛り上がりなく、なんとなくぽわぁ~んと終わっちゃいそう」という感じであまり興味が湧かず、遠巻きに眺めているだけでした。 けれどアズマさんからお誘いをいただいたので、こうなったら食わず嫌いはここまでにしようと思いました。 そこで初めてリレー小説に参加させていただくことになりました。何でも経験が大事です、うん。 が、しかし! このリレーの走者がまたそうそうたるメンバーだったんですね。 アズマさん⇒蒼生 光希さん⇒東 里胡さん⇒佐々森りろさん⇒一月ににかさん⇒つなべ夏さん⇒なんちゃって秋月一成⇒(あとの3人は不明) それでひとりあたり1000~2000文字で10人が繋いで一作を仕上げるのですが、僕の順番は「7番目」でした。 そう聞いた時、内心でニヤッとしました。 ちょうど物語が転換し、山場を迎えるポジションに思えたからです。 ですからそれまでの出来事や匂わせ、それにギミックなどを伏線として回収する格好の順番ともいえました。(なんておいしいポジションなんだ!) そして7話までの内容をここで簡単に紹介させていただきますと――。 主人公は投稿小説サイトで執筆をしている「絹川あずさ(ペンネーム)」。交流のある作者のひとり、「ヒロト」から突然の告白メッセージが届く。けれど翌日に謝罪とともに撤回されてしまう。どうしてそんなことをしたのか理解が追いつかなくてドギマギ。 一方で職場でイケメンの志賀先輩が、なんだか投稿サイトでの交流に関係しているようなことを匂わせてくる。これってもしかして先輩、何か気づいてるのでは……? と疑問がつのる。 先輩と交流が深まりドキドキが加速する中、投稿サイトで告白してきた「ヒロト」とオフ会をしたというライバル(?)が出現! ところが執筆にまつわる事件が起きて――。 さて、僕の方は表現力は先をゆく作者様に及ばないものの、ストーリーを動かして伏線を回収させていただきました。 なので、それまでの恋愛っぽい雰囲気ががらりと変わり、ミステリーっぽい感じになったと思います。 そのぶん文字数が思った以上に多くなってしまって、出しゃばったような感じになってしまいました。リレー小説って、意外と暗黙の了解で呼吸を合わせてくる作品だなぁって感じていたところで呼吸を乱しまくり、なんだか申し訳ない気分です。 しかも突然のカラーチェンジで、今後の作者様を混迷の渦に巻き込んでしまったかもしれません。 でも小説を通して読んでみますと、それぞれの作者様の文体というか、文章の味の違いが感じられて、ページごとの味変が楽しかったです。ひとつの作品の中に並んでいると、その色合いの違いがはっきりしますね。 しかも創作上手な作者様が多いので、ちゃんと一話ごとに物語が動いてきます。重要人物が登場したり、物語が展開したり、伏線が張り巡らされたりと。(でもその伏線が生きるかどうかはその後の作者さま次第ということになるかと思います) 僕自身、伏線を回収したつもりではありますが、それまでの作者様が想定している回収の仕方とはぜんぜん違ったのではないかと思います。 (本日の迷言) 伏線だって脱線するんだよ だって、リレー小説だもの あきづき いっせゐ ちなみにストーリーの流れはこんな感じ? 第1話 アズマさん (ヒロトから突然の告白メッセージ、つかみはオッケー!) 第2話 蒼生 光希さん (イケメン志賀先輩登場! なにかを感じ取る!?) 第3話 東 里胡さん (混迷の心臓とドキドキパニック! 体温上昇中!) 第4話 佐々森りろさん (志賀先輩とトキドキショッピング!) 第5話 一月ににかさん (先輩の意味深な匂わせ発言に深まる謎!?) 第6話 つなべ夏さん (ライバル登場、物語が動き出す!) 第7話 なんちゃって秋月一成 (そして物語は怒涛の展開へ!?) さて、残りの3話がいったいどんな展開になるのか、どんなふうに着地していくのか楽しみでなりません。熱々のハッピーエンドになるのか、どんでん返しが起きるのか。投稿小説サイトに出会いを求めたのは正解なのか間違いなのか、それともケース・バイ・ケースなのか。 それはこれからの作者の妄想力に委ねられることになりました。 ちなみにここまで参加していらっしゃる作者様の中には、エッセイでその旨を書かれていた方もいらっしゃいます。そちらを読ませていただくと、思った通りの結末ではなく、最後にどんでん返しを入れたいなーって感じでしたね。 ということで、今後の未知なる展開を期待しつつ、次回はペコメにリプライの回とさせていただきたいと思います。 2023.11.5 ★★★★★ (BONUS STAGE) ここから先は、冒頭から第7話までお読みくださった方向けの伏線解説になります。もちろん真相が明らかになっていないものも多々あります。 ★メルコさんとのオフ会(つなべ夏さん) ※リアルでは誰と誰なのか、どんな話をしたのか気になりますね。真相はきっとこれからだと思います。ちなみにSNSの種類はチュイッターですので、つぶやく時はチュイートって言うんでしょうね。 ★イケメン志賀先輩と重なるヒロト(蒼生光希さん・佐々森りろさん) ※最初からイメージが重なるふたりですが、同一人物なのかどうなのか、真相やいかに!? ★花ちゃん(蒼生光希さん・佐々森りろさん・つなべ夏さん) ※いつも味方でいてくれる花ちゃん、サイトでの活動を知っているのかは謎。その中の人物とは関係があるのかないのか!? ★『東の森は、夏の月に蒼く染まる』という題名 ※第2話以降の作者名から一文字ずついただいてます。お気づきくださった方、ありがとうございます! ★ヒロトが「この表現好きです」(つなべ夏さん) ★ヒロトはコミュニティでの相談相手(蒼生光希さん) ※これらが事件解決の糸口になるか!? と思いきや、闇堕ちしそうになるきっかけでもありました。 ★ちゃんとした場所に置いておかなかったアイスクリーム(一月ににかさん) ※このページでは伏線っぽい表現が多かったですね。何がこれから回収されるのかとても楽しみです。 ★キラースマイルの志賀先輩(つなべ夏さん) ※破壊力抜群ですから、主人公が倒れると読者みんなが笑って喜びます。まさに「キュン死に一笑を得る」ということわざ通りです。 ★『あずささんのことが好きです』メッセージ(アズマさん) ※なぜこんな告白をしたのか、それが迷宮入りにできない一番の謎でしたね。メインディッシュを回収させていただき恐縮です。 ★『あずささん、この間はすみませんでした』(東里胡さん) ※この告白撤回までの時間は何だったのか、意味付けをしたいところでした。意外と重要な撤回になりました。 ★『アイスのショーケースの心臓。切り刻まれた心臓』(東里胡さん) ※ヒロトがドキドキパニックのセリフをどう受け取ったのか。それは本人でないと分かりませんね。けれどそれは偶然のミスリードでした。 ★ヒロトさんはミステリー作家(一月ににかさん) ※今回ミステリー仕立てになった一番の理由はここでした。だからこそ生じたミスリードとも言えるでしょう。 ★雷の衝撃(一月ににかさん) ※この自然災害級の衝撃、もう一発ぐらい来そうですね。 あえて残してある伏線(らしきもの)はあるのですが、それはこの後の作者様に託したいと思います。 以上です。
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