ルサンチマンか脱ルサンチマンか

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ルサンチマンか脱ルサンチマンか

ザマ美の怪気炎はaryamaTVで緊急実況中継されている。スポンサーやCM枠に忖度せずホットな映像をねじ込めるのがネットテレビだ。 「ルサンチマンがルサンチマンを辞めてしまったらただの利権政治家だぞ!」 湯田が彼女が真面目すぎるのかもしれないと誤解を感じた。日本共生党の政策綱領草案には国民主権の確立、基本的人権の確保、個人の尊厳の尊重を基本理念とし、平和主義と世界とアジア諸国との連帯の強化を目指している。それに対して、日本創生党の政策綱領草案にはこれらの基本理念はなく、責任追及よりも無責任な野党批判が目立つ。 それについて日本共生党代表の永田正人は、「無責任野党はどこを批判しても責任野党以上にはならない」と発言。彼は責任追及よりも無能な政権を選ぶことが民主主義の原則だと主張している。その上で、我々はまだ本当の意味での無責任野党にはなっていない、つまり我々の存在価値はないと述べた。さらに「真の民主主義」の実現はこれからの数十年が勝負で、その間はどんなに無能であってくれなくては困ると続けた。 しかし、情弱は「責任野党の存在意義を認めつつ責任与党は否定し、無能な野党を選ぶべきだと言うのは矛盾している」と反論した。その問いに対して、永田は「真の民主主義」の実現のためには「無能であることを積極的に評価すべき」と回答した。 そんな状況の中で、一人の女性が政府職員に向かって「私は絶対に嫌。絶対イヤ!あんな人達と同じ国に住んでいることだけでも耐えられないのに」と叫んだ。これは昨年11月に始まった「#わたしは死にたくない」キャンペーンの一環でもあった。
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