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は… あんっ…… んっ…
「 愛月、すごいな… 濡れて溢れてひくついてる 」
いや、言わないでっ
「 愛月… 俺を見て、楽にして… 」
一瞬、憂を見つめて指先で感じた痛みとは違う… 小さな穴を無理矢理こじ開けようとする憂に体が強張る。
「 んんっ 憂ちゃっ ダメ… 私っ 」
あ、あ… 痛っ… 痛いよ…
「 っ、ああーっ!! 」
一気に憂が私を突き上げた。
グンっと大きな違和感が痛みと共に、憂が優しく私に口づける。
「 可愛いよ、愛月… 」
こんなふうに、憂に抱かれる時がくるなんて… あの頃はまだ子供で夢見ていただけだった。
でも今、私の中に憂がいて繋がってる。
優しい憂は今、私を欲している。
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