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私の体の中で繋がる憂が、ゆっくり離れていく。
敏感にそれさえも感じてしまう。
「 愛月、大丈夫?」
「 うん、平気… 」
まだドキドキしてる。
なんだか激しかったな… すごく…
「 ねぇ憂ちゃん、指輪ありがとう。私 嬉しくて… ダイヤ、キレイだね 」
「 愛月もキレイだよ、俺にはダイヤよりも一番キレイだ 」
恥ずかしいなぁ、ダイヤよりなんてあり得ないよ。
ダイヤは永遠だもん…
「 愛月、シャワーしてくるからゆっくりしてな 」
「 うん 」
憂がシャワーへ入ると、静かなベッドで一人 鏡を見ていた。
鏡に写る自分って、違うんだね。
今の私と、憂ちゃんに抱かれてる時の私は違うよね…
優しくて、あったかい憂ちゃんに触られるとお腹の奥が疼くんだよね、触られると嬉しいし、気持ちよかったな…
やだ何思い出してんの、私…
たくさん、気持ちよくしてもらったじゃないの!
「 もう、鏡 片付けよ、やらしいんだもん 」
15分ほどでシャワーから出てきた憂の手に塗れタオルがあり、私の体を拭いてくれると言う。
「 愛月、拭くから立って 」
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