1332人が本棚に入れています
本棚に追加
/87ページ
私の体を拭いてくれると言う憂に、緊張してくる。
「 拭いたら出かけよう。立って愛月 」
「 ほんと!デートだねっ 」
やったぁ、嬉しいっ
私はベッドにあった薄い毛布で体を隠していた。
足先から憂が私を拭いていく。
出かける嬉しさで受かれていた私は下半身に触れる憂の手とタオルに体が反応してしまう。
ん… なんか、ちょっと…
「 憂ちゃん、私が拭くから貸して?」
「 ダメ。俺が隅々まで拭きたいから 」
「 でも、その… 自分で拭く方が早いし… 憂ちゃんだと… 」
変に感じちゃうんだもん…
「 へぇ 愛月の体は素直だな… もしかして、濡れてたりして?」
「 え… そんな、まさか!」
やだ、もう…
憂の言葉に体が熱くなる。
自分でもわかる、もう… 体が疼き潤いだしていると。
ふと頭をよぎる抱かれた感覚にドクンっと、跳ね上がる。
私、どうしたの…
憂の手とタオルがゆっくり上へと上がってくる。
体の敏感な部分を責めず、ただ拭いていく。
「 愛月、感じるの?」
最初のコメントを投稿しよう!