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言われると、ドクドクと下に向かい熱が集まる。
背中を拭く憂が私から毛布をとり、隠していた胸を拭いていく。
でも、触れるのはタオルだけ。
触ってほしい… 触るだけでいい…
熱くなり息が微かに荒くなる。
「 憂ちゃん… 私… 」
「 なに?」
触ってなんて言えない… たくさん触ってもらったばかりで、私だけ気持ちよくて… ズルいよね…
「 触ってほしい?」
あ… やだ、なんで わかるのっ
「 触んないよ、出かけるからな 」
えっ! そうなの… 触ってくるかと思ったのに…
私の体が憂ちゃんに触れたがってるのに… どうしよう!
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