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憂が憂でなく、外の暗闇の中で互いだけが見える。
恥ずかしくも露出した体も、憂が愛撫をするたびに熱がこもり、風がほどよく冷やしてを繰り返す。
「 憂ちゃん、もっと… して… 」
んんっ、あっ……
「 愛月っ、締めすぎ… 」
締めたつもりはなくても体が憂に刺激を欲している。
いきなり憂が止まる。
や… なんで、止めちゃうの…
「 俺、まだ愛月を感じたいから待って 」
「 うん… 私も憂ちゃんを感じたい 」
私は憂の肩口に顔を埋めていると、胸にゾクリと刺激が走った。
は… あっ… なに、ぁあっ!
「 憂ちゃ、待ってって… あんっ」
「 いじめてやるって言っただろ?ここ刺激されると愛月は濡れるからな、感度がいい。それに… 」
なに、なにするの?
私の腰を支えて体から憂が出ていく。
「 あ… 憂ちゃ、……んぁっ! 擦れる 」
憂の先端部分が私に入らず濡れながら滑り、擦れる刺激が気持ちよくて、私は自分から刷り寄せて動かしてしまう。
「 愛月、この刺激好きだろ… ほら、感じな、もっと… 感じろ」
憂ちゃん、野生化してるみたいだよ…
もう、イキそうっ んん… ん、ああっ!
「 や、あぁっ……んん!」
は… ドクドクする、憂ちゃん…
「 愛月、俺もイクから後ろ向いて 」
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