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「はぁー…」
先に帰ってるつもりが、やっぱりやめちゃってるし。
ちゃんと待っちゃってるし。
最悪…。
彼に振り回されてる感じがして…。
なんか、悔しい。
壁に寄りかかり、何度目かの大きな溜め息。
…っていうか、暑いんだけど。
まだ?ほんと何してんのよ。
一回学校の中に戻ろうか迷っていると…
次の瞬間。
「ひゃっ!」
突然頬に冷たい物が触れた。
何!?
すると…
「なーにブスッとしてんだよ」
聞き慣れた彼の声が耳に響いた。
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