🍓いちごジュース🍓

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「はぁー…」 先に帰ってるつもりが、やっぱりやめちゃってるし。 ちゃんと待っちゃってるし。 最悪…。 彼に振り回されてる感じがして…。 なんか、悔しい。 壁に寄りかかり、何度目かの大きな溜め息。 …っていうか、暑いんだけど。 まだ?ほんと何してんのよ。 一回学校の中に戻ろうか迷っていると… 次の瞬間。 「ひゃっ!」 突然頬に冷たい物が触れた。 何!? すると… 「なーにブスッとしてんだよ」 聞き慣れた彼の声が耳に響いた。
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