灯りの奥に
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暫く前、私は折紙を折っていた。 ふと視れば、どの折紙も深紅である。 半分にして、また半分に、はたまた三角に。そうして作り上げた鶴やら亀やら象やらを、私はくしゃくしゃにしてしまう。 それを蒔絵の箱に入れて、私は微笑んだ。 私は何を思ってそんなことをしたのだろう。わからない。まだ足りない、わからない… そうして私は、
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