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例題② ハグをする☆
秋人(あきと)
「朋美(ともみ)~☆ 昨日は数学教えてくれてサンキューな☆ また頼むわ☆」
秋人は数学の時間に、ちょっとした難問題にスラスラと答えて、先生を驚かせていた。
数学の先生
「是道君、頑張ってるじゃないか、その調子でな。」
是道秋人は久しぶりに褒められてマンザラでも無かった。
「秋人君……やるじゃない。」
朋美は、そう言いながら秋人と並んで歩いていた。
ふと朋美が…小さな段差につまづいて転びそうになった☆
秋人は条件反射のように朋美を抱えて事なきを得た☆
「ありがとう…☆」
朋美は…少し顔を赤らめて礼を言った。
「気を付けろよ☆ケガでもしたら…☆」
朋美は秋人の気遣いが嬉しかった。
朋美は秋人の前に立つと…秋人の背中に腕を廻した。
《例題②ハグをする…はクリアだわ☆》
朋美が体を離すと秋人は照れていた。
朋美は自宅に帰ると…例題③を考えた☆
《例題③ 好きと言う……だな。》
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