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中学生になってからも同じ顔ぶれが多いため、最初はあまり状況が変わらなかった。
そのため日に日に男の子が怖くなっていって。
だんだんと成長し、背も高くなって声も低くなる男の子はもう恐怖でしかなかった。
けれど私は周りに怯えながら生きてきたことによって、人の感情を読み取るのが得意になっていった。
男の子で言えば、好意を持たれているのがすぐにわかるようになり。
好意を持たれた男の子とは一切目を合わせないようにして、いつも以上に気を遣って避けたていた。
そうすることで男の子との関わりは一切なくなり、少しずつ女の子たちとも仲良くなれるようになっていった。
中学三年には、唯一心を許せる相手である女の子の幼なじみと同じクラスだったおかげで特に楽しい一年になった。
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