『再会』

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『再会』

その後は、店の社長に理由を素直に話して店を辞めて、私の変化に気付いた親友の誘いで、一緒に働いたり(キャバクラ)、合わずに辞めて下町のパチンコ屋で働いて、出会った人達のおかげで、笑えなかった私が笑える様になった26才… 辞めた店の社長から、戻って来ないかとの誘い… パチンコ屋は、働く皆は良い人達ばかりだったけど、癖のある上の人達… 個人経営のパチンコ屋…目を付けられたら調べられると、仲良くなった子から聞いていました… 辞めるのも時間の問題だと思っていた時の誘い …断る理由はありませんでした… 弟の事を話したのはほんの数人… 私を理解してくれる人のみ… 皆、『私は何も悪くないし、話す必要もない』と言ってくれたけど、抱えた闇は深く、誘われたらついていき、不特定多数と関係を持つビッチになってました… 本当はそんな事は望まないけど、自分を痛めつけてないと仕事なんて出来なかった… 店に戻ってからは、その回数も更に増えていた中… 女の子にバックレられた男3人の客に付き合って、カラオケに行った時… 先に受付をしていた、こっちと逆(女の子3人)の『彼』にバッタリ… 26才の7月末、一年振りの再会… 特徴のある体型の彼…こっちが見覚えがあってもおかしくないけど、彼も私に気付いて… 『女1人で大丈夫かよ?』 私も… 『まだこの辺で飲んでるんだ♪逆のそっちに言われたくないんだけど?』 と、気さくに話しました… トイレに行った時にもバッタリ会って… 『無理しないで早く帰れよ』 と言われるし… 何で向こうは私を覚えてるのか、不思議に思った再会でした… 何も不純な事なく、カラオケだけを楽しんだ後はタクシーで帰宅… 『何であの人は私を覚えてるんだ?』 それだけが引っ掛かってました…
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