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8月…
ビッチになりながら、昼間はたまに現場清掃の仕事をしている時…
翌日、朝から大宮で仕事があるから、早く帰る時…PHSを店に忘れた事を切符を買った時に気付き、走って店に戻る途中…
『彼』と会いました…
走っててぶつかりそうになったのが、電話をしながら歩いていた『彼』でした…
お互いに『あ!』と、気付くと…電話を切った彼が…
『お前ナイスタイミング♪今から付き合ってくんない?』
と、飲みに行かないといけないから付き合えと、断っても強引に誘ってきました…
店にPHSを取りに戻って、駅までの最短距離の同じ場所を通ると、しっかり待ってる『彼』…
最終電車まであと僅か…
翌朝仕事と断っても、手を掴んで離してくれずに、
『どうせ帰ってコンビニ飯食うんだろ?寿司食わせてやるから付き合えって♪』
寿司という言葉に怯みながらも、
『今度付き合うから』
と断ってる内に、終電が出てしまった時間に…
諦めて『彼』に付き合う事に…
行かないといけないのは、1年前にアフターで行った彼の友達のお店…
来客人数を合わせる為にというもの…1年前もそうだったらしく、行く間のタクシーの中で話をしていて、名前はわからないし、1年前に行った事も忘れていたけど、私に見覚えはあったとの事…
上野にあるお店…始まるまで時間があるからと、寿司屋に行くと休み…
居酒屋で時間潰しで、色々話ました…
どうせ今日だけ。もう会う事もないと思いながら、気を使う事もなく、気さくに会話…
何で店に戻ったのか聞かれたから、バツイチ、借金、弟の事まで話して、
『この先の楽しみなんて無いし、人生終わり♪早くしぬ事だけが望み♪』
そう話しても、弟の事は
『お前は何も悪く無いんだから気にすんな』
『彼』に言われて、初めて少しだけ気が楽になりました…
その日は1時間で帰るつもりが、結局仕事に行く支度が出来る時間まで飲んで、タクシーで送ってもらって別れたけど、久しぶりに楽しむ事が出来ました…
お礼の電話をするか悩んだけど、1年前のメモがあったから、翌日の夕方に公衆電話から携帯に掛けて、留守電になったから自分の連絡先は言わずに、お礼のメッセージだけを残して切りました…
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