永亮と僕とサッカーと

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(今日も、同じ車両に乗っちゃった……)  あのおじさん、いや痴漢オヤジ、今日も来るのかな。 (もしかして僕、期待してる?)  首を、ぶるんと振った。  違う。  そうじゃない。  あのオヤジを撃退すれば、この路線から痴漢はいなくなるんだ、きっと。  宇美も安心して、電車に乗れるようになるんだ。 「来てくれる、って信じてたよ。おじさん、嬉しいなぁ」 「……ッ!」  すぐに、男のものが後膣に浅く挿れられた。  上衣の裾から手が潜り込み、今日は胸の尖りををつまんできた。
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