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手袋さんが再びドアを開けると、ちょうど白い自動車から人が降りてきたところでした。
三十代前半の男の人で、身長は高く、痩せています。
顔は細長く、目付きが悪いですが、楕円形の縁なしメガネをかけていて、若干ですが顔の印象が緩和されています。
この人もわかりやすく、メガネさんにしましょう。
手袋さんは一礼して、別荘にメガネさんを招き入れました。
これで今回の物語の登場人物が全て集まりました。
手袋さん、社長さん、キラキラさん、メイドさん、かつらさんにメガネさん。
うーん、読者の皆様は誰が誰かちゃんとわかるでしょうか。特徴しか捉えてないので逆にそれ以外の情報を覚えておけるかどうかが不安なところです。
でもまあ、きっと大丈夫でしょう。
……では、お話を続けます。
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