問題篇2・事件発生まで

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 手袋さんはまっすぐに客室に行き、そこで待機。  ソファに腰掛けて、心配事について頭を悩ませます。  心配事とはもちろん、自分の進退について。  安心はできるわけもなく、不安は時間とともに募っていきますが、考えても自分がどうなるのかはわからせん。  そのうちに手袋さんはソファに座ったまま眠ってしまいました。  そして深夜、というより早朝の三時過ぎ。  社長さんが殺された、という報せが手袋さんのもとに訪れました。
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