六.

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 いたのは、眞王さんではなく紫王さんだった。 「柚菜さん、出会い頭にこれはひどくない?」 「すっ……、すみません。眞王さんかと、思って……」  あわてて左手で右手首を掴みながら腕を引っ込める。
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