七.
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年は一回り離れているだけ。たった十二年だ。いや、小学生が中学生になる頃だから長いかもしれない。 当時の私は十五歳。十二年後は二十七歳かと思うと、それならまだ若い柚菜さんを守ることもできると思った。 それが、成長するにつれて、私との会話がぎこちなくなって。 幼い頃は、なんでも気軽に話していたのに。少女が女の子になっていくと、違ってきた。
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