七.

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 でも、三木さんはうなずいてくれた。  ああ、良かった。これで、少しは柚菜さんのためになっただろう。  父があんなことがしているとも知らずに。  柚菜さんがあんなことをしているとも知らずに。  そう胸をなでおろしていた。 ◇
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