七.

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「……私、眞王さんとは結婚できません。だから、登録するなら一条……」  そうせざるを得ないんだと、説明しようとしたら。  力強く腕を引っ張られて、さっきみたいに、紫王さんの腕の中へと引き込まれた。  ま、またこれか……!  腕に抱かれるたびにどきどきしてしまうから不意打ちはやめてほしいのに。
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