プロローグ

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プロローグ

 校庭を見下ろすと桜の花弁が見えた。木々は皆緑に染まりきっているのに珍しい。 やがて一握りも無い桜は風に煽られて行ってしまった。  花弁を追いかけたい気持ちをぐっと堪え、私は授業に意識を戻した。
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