0人が本棚に入れています
本棚に追加
蹴り飛ばされた石はコロコロと勢いよく転がっていった。
ぼくは転がっていった石の後をテクテクと歩いていく。
そして石のもとにたどり着いたらまた石を蹴り飛ばす。
拠点に帰るまでひたすらこれを繰り返して行くのだ。
そうしていくぶんか進んだ所でぼくは足を止めた。
第1の関門に着いたのだ。
拠点に帰るまでにはいくつか関門を乗り越えなくてはいけない。
ここがその1つ目。
名付けて「毒の川」だ。
道幅が狭く、道の左側は崖になっていてその下には成分の80%が毒で構成された恐ろしい川が流れているのだ。
ぼくも石も落ちてしまえばひとたまりもないだろうね。
最初のコメントを投稿しよう!