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毎日来て欲しいなんて言っていない。
むしろ、来なくていいのに。
息が詰まるこの空間を好むなんてバカバカしい。
睨みつけながら手を止めている彼女からホワイトボードを奪い、つらつらと文字を書いていく。
『来たくないのなら来なければいい』
_怒っている。
_何かを叫んでいる。
でも私には聞こえない。
勢いよく奪われたホワイトボードに何かを書いたかと思えばそれを投げられた。
ガっと耳にあたり、痛みが襲う。
_痛い。
ズキズキと痛み出す耳、もう使うことない、機能が停止したこの耳は必要なのだろうか。
床に落ちたホワイトボードを拾うと、そこに書いた文字の上に『死ね!』と上書きされていた。
気づかれないように視線を彼女にむける。
2人はなにか口論をしていた。
きっとこれについてだろう、こんなの別にいいのに。
死にたいのに死ねないってどれほど辛いかなんてわかっていないでしょ。
毎日毎日が苦しくて、辛くて、泣きそうになって。
それでも死ねないって地獄以外に何も無い。
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