あとがき

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あとがき

 最後までお読み下さいました、親愛なるあなた様へ。  ご高覧に心より感謝申し上げます。  この度は、何とか一つのお話を10万字を少し超えたところで完結したいと考え、それを目標に腐心しました。 ※11/25現在、『103093文字』で書き終えることができました。  愚作をお読み下さった方の多くは、特集【10/24新作セレクション】に選出して頂いたことをきっかけにしてお越し下さった事と思います。誠にありがとうございます(__)  その時の紹介文を、ここに再掲いたします。 【丸山グランドホテルの板前・進次郎は、料理を褒められたことがきっかけで、仲居たちに人気の添乗員・長谷川に興味を持つ。はじめ、“リア充”らしい雰囲気を持つ長谷川に、自分とは住む世界の違う人間という印象を抱いた進次郎だったが――。寡黙板前×自由な添乗員アルバイターのお仕事BL。 】  『お仕事BL』とご紹介頂いたのは、長谷川優太の添乗振りや丸山進次郎の板前振りからだと思います。とても嬉しく思いました。  因みに、私が個人的に力を入れたいと思っていた部分は、同じような境遇でありながらも成育環境の違う二人が、惹かれ合い、ウダウダしながらもくっついて、くっついてからもウダウダしながら少しずつ互いを理解し関係を醸成させていく――それらの過程や対比(生死の捉え方)を描きたいと考えたのですが……。なかなか上手くいかないものです。  更にしっかりと考え、きちんと丁寧に書いていきたいと思っています。  今頃ともどうぞ宜しくお願い致します。  2019/11/25 るる(縷縷) 拝 (余談)  『共し』は縷縷の造語です。  ここでの『共』は、『ごと』と読ませます。例えば『林檎を皮共(かわごと)食す』です。どうしても、『し』を送り仮名にしたかったのです。
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