プロローグ

4/6
261人が本棚に入れています
本棚に追加
/96ページ
「お前には教えない。そろそろ行こうか」 高校最後の教室に向かうとすでに泣いている人が数名・・・・・。 まだ卒業式があるのに・・・。 「あの、宇田川君、少しいいかな?」 声をかけてきたのはクラスでも美人と評判の子。 俺は朱璃の方が可愛いと思うけど。 「いいよ」 「じゃあ、少し移動してもいい?」 「わかった」 人気のないところにつくと彼女から告白される。 「ごめん。俺は好きな人がいて応えられない」
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!