その想いが叶うことはきっと

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昔誰かが言っていただろう。 「愛に障壁などない」と。 ならばこの気持ちは何だ? そんな事を考えていると ねぇ。と声をかけられた。 「読むの早いね。毎日来てるよね?本、好きなの?」 そこには、天使がいた。 「あぇ⁉︎あ、、うん! まあね。」 焦った。 あぇ、なんて我ながら変な声が出たと思う。 頭が追いつかない。 今天使が私に話しかけた⁉︎ それに読むのが早い、とか 毎日来てるとか 天使は、 私のことを見ていてくれたんだ! 嬉しすぎる。 彼女はクスッと笑って「そうだよね。本が好きじゃないと毎日なんて来ないよね、 二年間も。」と言った。 天使は二年前から私のことを認識していたなんて。 嗚呼、人生とは何て素晴らしい‼︎‼︎ 今この瞬間は私のためにあるのではないだろうか。と本気で疑う。 しかし、私が何も返事をしなかったせいか、焦りすぎて変な顔をしたせいか、 はたまた両方か。
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