失踪
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「おはよ」 眼を擦りながら欠伸をした桃子の顔から 陰が消えているように思えた。 「ママ、ココア飲む?」 「うん」 「ママ?」 「ん?」 「昔のこと思い出してた?」 「なんで?」 「写真立ての位置変わってるから」 「…」 「できたよ」 「うん、ありがとう」 時間は土曜日の午後4時前。 少しずつ闇が迫ってくる頃合い。
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