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「ふう、トレビアン!おう、メルシー!」  奴隷がガリア出身にしても当時フランス語はなかったからこんなことを言うはずがないが、奴隷の男の心情を表すには件の言葉が適当と見てセリフとして記したまでである。ラウラは男の心情を解して言った。 「ふふふ、そんなに気持ち良いんだ・・・」 「はい、お嬢様、どうぞ、お続けになってください」 「こおお?」
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